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二人の天才

これまで実に多くの音楽家・芸術家とお会いし、共演する機会を持つことが出来ました。

その中で、たった二人だけですが、天才と称するにふさわしいと思われる人物がいます。
かれらとは今も親しくお付き合いさせていただいています。

数多くの中からたった二人・・・という考え方もあるけれど、自分が生きていられる本当に短い時間の間(同じ時代)に、こんなに近くに二人もの天才が居ると考えると、きわめて稀なのではないかとも思い、もし、神が居るのであれば神に感謝したいところであります。

秀才というのは、あわゆることに秀でている人のことだが、天才というのはとても部分的・・・
というか、ひとつのこと以外は全くできないといっても過言ではないくらい偏った人間だと思う。

その二人は『美しい音楽しか奏でることが出来ない』という恐ろしいくらいの不器用さなのである(笑)
音を間違えても、ノイズが出てしまっても、音程が狂ってしまっても・・・美しいのである。


『美・醜』 と 『綺麗・汚い』 は、次元の違うものだと思う。

自分がもっとも魅かれるのは、『汚くて美しいもの(音楽も)』

綺麗で美しいのは、あまりにアタリマエでつまらない。

もっとも嫌いなのは『綺麗で醜いもの』だ。

表面上は綺麗だが中身が醜い・・・これはいただけない。
未熟な人を惑わす危険性が高い(ま、未熟な方が悪いのかもしれないけど)
醜いのなら汚い方が潔いと思う。

言葉の解釈は人それぞれだし、異論もあるだろうが、ま、これは単に
自分の感じ方を書いただけなので、てきとーに聞き流していただければと思います(と書いて逃げておこうw)
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# by contrakun | 2011-07-18 03:36

東京にて

東京についた日はとても涼しかったんですが、昨日から猛暑になりました^^

今回の上京はルシア塩満さんの9枚目のアルバムの録音。
スタジオに行くと曲目の変更や追加があり、あらためてアレンジを考えたり
全体のことを考えたり・・・
初日は私は一曲だけしか録音できずに宿に帰りました^^;

翌日は、みんながそれぞれアレンジを持ち寄り、トントン拍子に録音が進みました♪

発売はまだ先なので内容には触れませんが、かなり楽しめるアルバムになりそうです☆

ルシア塩満さんはもちろんですが、一昨日は
アルパ奏者の日下部由美さん、ギター・チャランゴ奏者の寺澤睦さん
昨日は
ケーナ・シーク奏者の菱本幸二さん、高橋マサヒロさんと一緒に録音しました。

皆さん個性的でとても素晴らしい演奏家なのでとても楽しく出来ました^^


ほかにもいろんな演奏家の方たちが音を重ねていくそうです。

今日は自分の録音は無いけどチェロの録音をするそうなので、
ちょっと様子を見に行ってみようかな。。


バイオリニストで作曲家でもある今回の録音スタジオの主、都留教博(ツルノリヒロ)さんが
レコーディングの様子をブログにアップしてくれています^^
http://blog.goo.ne.jp/tsuru-norihiro/


昨日は録音が終わった後、中世音楽合唱団の練習に参加し、ジョスカン・デ・プレの
ミサ・パンジェ・リングァを歌いました。
久しぶりにこの名曲を皆川達夫先生の指揮で歌えて幸せなひとときでした。。
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# by contrakun | 2011-06-29 12:43

レコーディング

約2週間の東京滞在(コンサート)を終え、今月上旬に鹿児島に戻りましたが、
また月末あたりから上京することになりました(日程不明w)。。

長年一緒に演奏活動している、南米パラグアイのアルパ演奏の日本における
第一人者であるルシア塩満さんのCD録音に参加します。
http://www.arpalucia.com/

アレンジは、素晴らしいバイオリニストでもあり作曲家でもある都留教博さんです。
・・・いつも直前に楽譜を渡されるので今回もちょっと不安です(苦笑)

まあ、南米音楽の場合には私のパートは私自身でアレンジすることも多いので、
上京してから相談することになると思いますけれど・・・。。

以前、都留さんのアルバム(ドキュメンタリーのサウンドトラック)には、
歌(というか、声)で参加したことがあります(声だけでの参加は初でした)。

あの時は一人で3回かぶせてハモったりして楽しかったです^^

ちなみに、そのCDは
「光のように 波のように(Like a Light Like a Wave )」ツル ノリヒロ
興味がある方は聴いてみてください。

私は10曲目と15曲目に参加しています。


今回のルシアさんのレコーディングでは、私はギターとレキントでの参加になると思います。
多くの素敵な演奏家の方たちとご一緒できそうなので、とても楽しみです^^
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# by contrakun | 2011-06-18 16:24

Missa Pange Lingua

私が1999年から参加している中世音楽合唱団が来年60周年を迎えます。
この合唱団は、中世・ルネッサンス時代のヨーロッパ音楽の研究のために
音楽学者の皆川達夫先生により1952年に作られました。

特に歌を上手く歌うことを目的としているわけではありません。
当時の楽譜を各国から持ち帰った先生が実際に音を出すためにメンバーを
募ったわけですが、歌唱力の云々よりとにかく楽譜に強い人が必要だったので、
当初の団員は東京藝術大学で作曲・音楽理論・音楽史などを学ぶ学生達だったそうです。

デリケートなルネッサンスポリフォニーを主としているので、
オペラを歌っているような人が、歌には自信があります~♪
なんてガンガン歌い始めたらブチ壊しになってしまうわけです(苦笑)
もちろん下手な人が良いという意味ではありません。。
空気読めよ!ってはなしです^^

この団体では日本初演も数々行ってきましたが、最も重要な曲が、
この、ジョスカン・デ・プレ作曲のミサ曲『ミサ・パンジェ・リングァ』です。

毎年定期演奏会が行われ、プログラムは、モテット・ミサ曲・ゲストによる器楽演奏・
世俗曲といった構成が定番です。

そのミサ曲の中で5年に一度はこのミサ・パンジェ・リングアが歌われてきましたが、
今回(来年2012年5月13日/60周年記念演奏会)は、50周年以来10年ぶりの演奏となります。

私も10年前に歌ったのですが、久しぶりだし、東京での練習になかなか出られないので
来年のために復習(自主練)しています。

10年前にはオリジナルの楽譜(*写真参照:当時の楽譜はパート譜です)で
演奏しました。
読みなれるのに結構時間がかかりましたが、現代のおたまじゃくしの楽譜に移したものより、
はるかに音楽の内容がつかみやすかったと記憶しています。

特に、現代の小節線がある楽譜では音価がわかりにくくエネルギーのかけ方を間違えて
しまいがちです。(*当時の楽譜には小節線はありません)

以前、ここにアップしたリュートの楽譜も現代の五線譜に書き換えられていますが、
やはりオリジナルの楽譜で演奏する方がはるかに音楽の内容に近づけると確信します。。

音楽の父と称されるJ.S.BACH(大バッハ)は確かに偉大な音楽家ではありますが、
我々は、音楽は大バッハから始まった・・・バッハ以前には音楽なんていえるほどの
ものは存在しなかった・・・かのような音楽教育を受けてしまいました。
・・・とんでもない。。。

バッハより数百年も前に作曲されたこの曲を聴けば、バッハが先人の音楽を参考に
してきたことが自ずと理解されることでしょう。

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# by contrakun | 2011-06-12 04:36

リハーサルとミニライブ

5月28日雑司が谷のコンサートの初リハーサルが三日前の25日というステキな日程に
なったのは、鹿児島に住んでいる私のせい・・・かもしれません?!(苦笑)

フォルクローレ(中南米民俗音楽)というジャンルでは何故かマルチプレイヤーが多く、
この日のメンバーも何でもできちゃう人ばかりで、曲によって担当楽器がころころ
変わるんですよね^^;

そしてアレンジしながらお茶しながら約3時間の楽しいリハーサルになりました・・・が、
プログラムは決まらず、本番前日にもう一度リハーサルすることに(苦笑)

その後、行きつけだった高円寺のレストランでミニライブ♪

もう何年もアンサンブルしかやっていないので一人で何ができるかな?!^^;
しかも、クラシックギターは持ってきてないし・・・と悩んだ末、
レキントという小型ギターでルネッサンスリュートのための曲を演奏しました。

曲目の解説や楽譜のお話、音楽の歴史のお話など交えながら
オスカル・キレゾッティ編纂の『リュートのための5つの小品』
ヴィンセンツォ・ガリレイ(ガリレオ・ガリレイの父親)作曲の小品、
ジョン・ダウランドのラクリメなどを演奏。

本当にミニライブで目の前に聴衆がいたんだけれど、イタリアの曲を演奏すると、
『あぁ~風景が目に浮かぶ^^』とか、何の解説もなくいきなり英国の曲を演奏したら、
『シェークスピア・・・?』と、ポツリとつぶやく声が聞こえたり、演奏していて
こちらも楽しくなるような素敵なお客様でした。


その後、前もって自分で伴奏部分を録音したものをバックに流しながら(苦肉の策w)
ケーナを吹き、歌を歌い・・・と、お話を交えながらフォルクローレの曲も演奏。

ちょっとしゃべりすぎたかな? と思ったけど、解説があってわかりやすかったと
言っていただけたので安心しました^^
(あまり知られていないジャンルの音楽だから普段より多めにしゃべりましたw)

その後はたんなる酔っ払いと化したのはナイショw
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# by contrakun | 2011-06-04 23:32